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証券業務提携など実施へ 四国アライアンス、主要施策発表

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証券業務提携など実施へ 四国アライアンス、主要施策発表

 四国の第1地銀4行でつくる「四国アライアンス」が5日、高松市内で会見を開き、証券業務の提携やビジネスマッチングの実施など、今後進める主要施策を発表した。

 アライアンスは各銀行のノウハウや強みを共有することで、各地域の発展や四国全体のブランド力を高めるのが狙い。阿波銀行(徳島県)、百十四銀行(香川県)、伊予銀行(愛媛県)、四国銀行(高知県)の4行で昨年11月に包括提携を締結。「興す」「活(い)かす」「繋(つな)げる」「育む」「協働する」の5つのテーマに沿って26の分科会や研究会を立ち上げ、施策の検討を進めてきた。

 証券業務については、伊予銀行系のいよぎん証券と、阿波、百十四、四国の各銀行が業務提携する。各銀行が扱える商品を増やすことで四国内で顧客の囲い込みをはかる。今後はアライアンス独自の投資信託の形成や各行出資の証券会社の設立なども検討するという。

 ビジネスマッチングでは各銀行の顧客同士をつなげる商談会やビジネス交流会を実施し、今後3年間で紹介件数4千件、成約率20%を目指す。

 そのほか、各銀行が出資するファンド運営会社の設立や事務の共同化なども検討する。

 百十四銀行の綾田裕次郎頭取は「長期的な視野に立ち、各銀行が手を取り合って四国創世に尽くしたい」、阿波銀行の長岡奨頭取は「4銀行のネットワークを活用し、顧客企業の本業支援に取り組みたい」と話した。