産経ニュース

雲南のコウノトリつがい、野外で産卵か

地方 地方

記事詳細

更新


雲南のコウノトリつがい、野外で産卵か

 国特別天然記念物・コウノトリのつがいが島根県雲南市大東町の野外で産卵したとみられることが分かり、市教委が発表した。電柱の頂上部に巣を作っており、卵の数は不明だが、順調なら4月下旬にも孵化(ふか)する見通し。

 市教委などによると、3月23日以降、つがいが巣を離れる時間が極端に減り、巣に伏せて卵を温めるような様子や、卵を転がしたりするような動きをしているのを、観察カメラの映像で確認。兵庫県立コウノトリの郷公園(同県豊岡市)などと協議し、産卵した可能性が高いと判断した。

 同公園によると、つがいは福井県越前市で放鳥された雄と、豊岡市で生まれた雌。国内では昭和46年に野生のコウノトリが絶滅して以降、同公園のある豊岡市周辺から離れた地域で産卵が確認されたのは徳島、福井両県に続いて3例目。