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都下水道事業の温室ガス排出、42年度までに12年度比3割減

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都下水道事業の温室ガス排出、42年度までに12年度比3割減

 小池百合子知事は10日の会見で、平成27年度の下水道事業で発生した温室効果ガス約79万トンを、42年度までに74・5万トンまで削減することを目指す温暖化防止計画「アースプラン2017」を策定したと発表した。達成すれば、都の環境基本計画の基準である平成12年度(約106万トン)比で30%以上の削減になる。

 都によると、汚水のくみ上げや汚泥焼却などで電気と燃料を大量消費する下水道事業での温室効果ガス排出量は、都が行う全事業で最大の35%(26年度)を占める。都では、高度な下水処理設備の導入を進めたことで電力使用量が増えたため、照明のLED化や太陽光発電の導入で、排出量削減を目指す。環境先進都市の実現を掲げる小池氏は「高い目標だが達成したい」と述べた。

 また、進学や就職で1人暮らしを始めた若者が悪質商法の被害に遭うのを防ごうと、SNSでの勧誘などに小池氏が注意を呼びかける動画を制作。都のホームページなどで10日から配信を始めた。