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香川県文化芸術新人賞 石井雅登さんら4人受賞

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香川県文化芸術新人賞 石井雅登さんら4人受賞

 香川県は3日、香川の文化芸術の振興に貢献することが期待される平成28年度の「香川県文化芸術新人賞」の受賞者4人を発表した。俳優・歌手の石井雅登さん(34)=東京都、高松市出身▽ユーフォニアム奏者の佐藤采香さん(24)=同、同▽洋画家の高松明日香さん(本名・伊藤明日香)(32)=高松市▽ピアニストの西紋和希さん(37)=宇多津町。表彰式は8日に県庁で行う。

 石井さんは、高松一高から東京芸術大声楽学科に進み、在学中に小澤征爾音楽塾に参加。卒業後、劇団四季に入団。「オペラ座の怪人」をはじめ数々の公演で主演や主要キャストとして出演。その後、俳優として活動している。かがわ文化芸術祭2011閉幕公演音楽舞踊劇で主演を務めたほか県内でも活動を継続している。

 佐藤さんは、高松一高卒で現在は東京芸術大大学院音楽研究科に在学中。日本管打楽器コンクールで優勝するなど国内外で入賞を重ねている。東京芸大生で結成した「ぱんだウインドオーケストラ」楽団長としてCDをリリースした。ユーフォニアム奏者としての活動を通じて吹奏楽が活躍する場の開拓にも取り組んでいる。

 高松さんは、高松一高卒で尾道市立大大学院美術研究科美術専攻を修了。アクリル絵の具を用いた柔和でみずみずしい写実的な表現が全国規模の公募展で高く評価されている。県内外で個展などを開催。「四国こどもとおとなの医療センター」(善通寺市)の壁画制作に参加した。倉敷芸術科学大非常勤講師として後進の育成にもあたっている。

 西紋さんは、東京音楽大ピアノ科卒。ピアニストとしてモスクワ音楽院で研鑽(けんさん)を積み、ドイツ、ロシアなどで開催された国際コンクールで受賞を重ねた。日本の美しさを音楽として表現することを追求し、日本の旋律を用いて作曲した楽曲の演奏がロシアでテレビ紹介された。演奏、作曲、後進指導など幅広い活動を続けている。