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「ねぎとこんにゃく下仁田奨学金制度」創設 大学卒業まで348万円 群馬

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「ねぎとこんにゃく下仁田奨学金制度」創設 大学卒業まで348万円 群馬

 ■若者の定住促進へ

 下仁田町は新年度から若者の定住施策として「ねぎとこんにゃく下仁田奨学金制度」を創設する。

 主に町立下仁田中の卒業生が対象で、奨学金を借りて町外の高校や大学などに進学、卒業後も町に定住すれば事実上、町が返済を肩代わりするというユニークな制度で、1日から申し込み受け付けを開始した。

 町人口は昭和30年をピークに減少が続き、現在は約3分の1になっている。こうした中、同奨学金は若者の定住を促し、人口減少対策として打ち出された。

 奨学金は定額で高校生が月額3万円、大学生が同5万円。大学卒業まで利用した場合は1人348万円となる計算だ。卒業後も町に住めば町が元本を補助する形で肩代わりする。群馬銀行下仁田支店など4金融機関が商品化し金利は1・5%。財源は、「ふるさと納税」と「企業版ふるさと納税」で準備し、基金で運営する。

 町によると、自治体が奨学金を肩代わりする取り組みは鹿児島県長島町が先駆的に実施。新年度からは同町と富山県氷見市でスタートするという。