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姫路城三の丸御殿の復元調査に着手へ 市が29年度当初予算案に計上

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姫路城三の丸御殿の復元調査に着手へ 市が29年度当初予算案に計上

御殿などの遺構復元に向けた予算が計上された姫路城三の丸=姫路市本町 御殿などの遺構復元に向けた予算が計上された姫路城三の丸=姫路市本町

 姫路市が22日に発表した平成29年度当初予算案で、姫路城関連では三の丸御殿等復元基礎調査に250万円を計上した。三の丸で御殿や櫓などの復元の可否を判断するため、文献調査や測量を実施する。

 市によると、三の丸は明治初めに旧陸軍の兵舎整備などで御殿や櫓などが撤去された。江戸時代の絵図など平面図は残っているが、立面図や古写真などは確認されていないという。そのため、三の丸の復元に向けて過去の研究成果などを整理するとともに、三の丸で電波探査を用いた測量を実施し、絵図と建物の配置を照合する作業を進める。

 このほか、姫路城夜間活用事業4600万円▽折廻り櫓の特別公開200万円▽三の丸広場遺構表示等整備100万円-などを計上した。

 市の三の丸復元事業を受け、市民らでつくる「姫路城を守る会」が復元につながる写真資料などの情報提供に総額500万円の謝礼金を用意し、事業を後押しする。