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小金井市、JR保有地買収へ ごみ中間処理場、拡張し効率化

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小金井市、JR保有地買収へ ごみ中間処理場、拡張し効率化

 小金井市が、プラスチックなどの不燃ごみや粗大ごみの「中間処理場」(同市貫井北町)に隣接するJR東日本の所有地を買収するため、JR東に協議を申し入れたことが16日、分かった。同処理場は主要施設が建設後約30年と老朽化。将来の建て替えを前提に、JR東の土地を買収して敷地を広げ効果的な利用ができるようにする。

 対象のJR東の保有地は約560平方メートルで職員詰め所が建っているが、現在は使用されていない。この土地を買収すれば、取り付け道路も不要となるため、現在の同処理場の総面積約3850平方メートルを約5700平方メートルに拡張できる。

 この規模になれば既存施設を建て替えたうえで倉庫、資材置き場、トラックの転回スペースなどを余裕を持って、効率的に配置することができる。このため、小金井市は昨年12月半ば、JR東に口頭で買収の意向を伝え、買収面積や価格などの詳細について調整に入ったという。

 関係者は、「小金井市はバブル期以前からJR東に内々に買収の意向を伝えていたが、地価高騰などで立ち消えていた」と指摘。JR東幹部は「市の意向は認識している」としており、前向きに応じる方針。

 同市は平成29年度中に清掃関連施設整備基本計画をまとめる予定で、同処理場と、19年3月に閉鎖した二枚橋焼却場(同市東町など)跡地の2カ所を可燃ごみ以外のごみ処理施設の候補地とする方針。33年度完成を目指す新市庁舎の建設予定地の蛇の目ミシン工場跡地(同市中町)にある空き缶、ペットボトルなどの資源ごみリサイクル施設の移転も合わせて盛り込む。