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九州芸術祭文学賞・最優秀作に熊本の尾形さん「酒のかなたへ」

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九州芸術祭文学賞・最優秀作に熊本の尾形さん「酒のかなたへ」

 九州文化協会は30日、第47回九州芸術祭文学賞の最優秀作に、熊本市東区の尾形牛馬(本名・和法)さん(74)の小説「酒のかなたへ」を選んだと発表した。佳作は該当がなかった。

 「酒のかなたへ」は、アルコール依存症で家庭や生活が崩壊し、酒を断とうとする男性公務員が、同じ依存症である旧知の仲間と偶然再会することから始まる物語。尾形さんの実体験に基づき、主人公の苦しみや葛藤を克明に描いた。

 「文学界」(文芸春秋)4月号に掲載される。選考委員は作家、五木寛之氏ら。表彰式は3月11日午後1時から、北九州市小倉北区の小倉井筒屋新館パステルホールで開かれる。