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台風9号直撃、神奈川・西湘バイパス崩落… 「二宮花火大会」が10年ぶりに“今夜限り”復活 「思い出に残る花火大会に」

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台風9号直撃、神奈川・西湘バイパス崩落… 「二宮花火大会」が10年ぶりに“今夜限り”復活 「思い出に残る花火大会に」

台風9号の影響による高波で西湘バイパスは路肩などが崩落した=神奈川県大磯町 台風9号の影響による高波で西湘バイパスは路肩などが崩落した=神奈川県大磯町

 神奈川県二宮町の夜空を彩る花火大会が28日、10年ぶりに開催され、町商工会青年部の創立50周年記念事業として“一夜限りの復活”を果たす。岩田勝利青年部長(40)は「10年分の思いが詰まった花火大会として、皆さんに楽しんでもらいたい。空気が澄んだ冬の夜空に打ち上げる花火は美しいはず」と意気込んでいる。

 「夏の風物詩」として町民に親しまれていた花火大会は、二宮海岸を会場に昭和48年から平成19年までほぼ毎年開催され続けてきた。しかし19年9月、静岡県の伊豆半島付近に上陸した台風9号による高波で砂浜が大きくえぐられ、西湘バイパスの路肩が崩落するなど町内外で甚大な被害が発生した。

 ◆砂浜が狭くなり

 その結果、砂浜が極端に狭くなり、翌年に海水浴場が閉鎖。海岸を会場としていた花火大会も中止が決まった。その後の景気低迷なども相まって現在まで10年間にわたって、再開が見送られてきた。

 そんな中、今年創立50周年を迎える青年部では「町に活気を取り戻そう」と、約1年前から記念事業として花火大会の復活を計画。青年部メンバー約20人がスポンサー集めに奔走し、何とか開催にこぎつけた。

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