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ハクチョウ捕獲に氷の壁 鳥インフル感染予防へ彦根城、再チャレンジ

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ハクチョウ捕獲に氷の壁 鳥インフル感染予防へ彦根城、再チャレンジ

 草津市内で発見された野鳥オオバンの死骸(しがい)から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受け、城内の堀でハクチョウとコクチョウを飼育している彦根城(彦根市)で27日、捕獲作戦が行われた。

 同市は、ハクチョウ4羽とコクチョウ3羽を捕獲し、隔離場所へ移動することを計画。周辺の堀端と氷が張らなかった外堀でハクチョウ2羽、コクチョウ1羽の捕獲に成功したものの、水面に氷が張った内堀では、氷上を歩いて逃げるハクチョウに大苦戦。

 氷は厚さが数センチあり、ボートに乗った作業員がオールなどで氷を割って近づき、ネットの中に追い込もうとしたが、ハクチョウの“逃げ足”にはついていけず、失敗に終わった。

 彦根城管理事務所の山田静男所長は「氷上の捕獲は初めて。30日には氷が解けるはずで、再び行いたい」と話している。また同市は、雪の重みで倒壊した小屋の下敷きになり、コクチョウ1羽が死んでいるのを発見したと発表した。