産経ニュース

「電子母子手帳」が好評 龍ケ崎・稲敷市がサービス開始 茨城

地方 地方

記事詳細

更新


「電子母子手帳」が好評 龍ケ崎・稲敷市がサービス開始 茨城

子育て関連イベントで電子版「母子手帳」の説明を受ける女性=龍ケ崎市馴馬町 子育て関連イベントで電子版「母子手帳」の説明を受ける女性=龍ケ崎市馴馬町

 妊産婦や乳幼児の健康に関する情報を記載する母子手帳の電子版サービスの提供が、龍ケ崎市と稲敷市で相次いで始まった。引っ越しなどで手帳を紛失する心配もなく、行政情報も入手できる。今年はさらに常総市、大子町で導入が予定され、県内の自治体でサービス提供が広がるか注目される。(海老原由紀)

 龍ケ崎市と稲敷市が提供する電子版母子手帳の特徴は、自治体の予防接種や健康診断などの自動案内▽子供の身長・体重のグラフ化や、写真や動画として子供の成長記録を残せる▽過去の母親学級の動画など育児、出産情報の閲覧-など。

 英語や中国語など6カ国語に対応し、妊娠や出産、育児を総合的にサポートする機能を備える。情報管理も比較的容易で、データを家族で共有することも可能だ。都内のコンテンツ配信企業が開発したアプリをスマートフォンなどにダウンロードして利用する。利用は無料。

 龍ケ崎市は、予防接種の受け忘れが多かったことから電子版の導入を決めたという。予防接種や健康診断を受ける際は従来の母子手帳も必要となるが、先月の導入後、イベントなどでPRしたところ、母親の関心は高かったという。

 龍ケ崎市健康増進課の宮田研二課長は「見た目に分かりやすく、使いやすさがある」と期待を寄せ、稲敷市健康増進課の担当者も「スマートフォンを活用する20、30代の母親には紙で情報を周知するよりも見てもらえる」と話している。