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「時の鐘」の音、10カ月ぶり響く 川越で耐震化工事完成記念式典 埼玉

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「時の鐘」の音、10カ月ぶり響く 川越で耐震化工事完成記念式典 埼玉

時の鐘の耐震化工事完成を祝しテープカットする関係者=9日、川越市幸町 時の鐘の耐震化工事完成を祝しテープカットする関係者=9日、川越市幸町

 川越市のシンボル、時の鐘の耐震化工事完成記念式典が9日、同市幸町の時の鐘薬師神社境内で行われ、昨年3月22日に鐘打されて以来、工事に伴って途絶えていた鐘の音が完工を祝して3回響き渡った。

 4代目とされる現在の時の鐘は明治26年の川越大火で焼失後に再建。平成25年度の耐震診断で、大地震の発生時に倒壊の恐れが指摘され、27、28年度の2カ年計画で耐震補強と保存修理工事を実施。再建された際の計画図と大正元年に撮影された写真を基に、当時の姿に復元された。

 式典であいさつした川合善明市長は「時の鐘は市のシンボルであり、貴重な歴史的遺産。長期にわたる工事が無事終了し、今後も多くの皆さまに安心してご覧いただきたい」と話した。

 時の鐘は10日から再び午前6時と正午、午後3時、同6時の1日4回、定時に鳴らされる。