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掃除の基本をプロから学べ 奈良大が教員の卵対象にセミナー

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掃除の基本をプロから学べ 奈良大が教員の卵対象にセミナー

 年末の大掃除を前に、教員を目指す学生を対象とした「プロ直伝の掃除セミナー」が、奈良大学で開かれた。大手清掃会社「ダスキン」(大阪府吹田市)の社員3人が講師を務め、約70人の学生が、なかなか落ちない汚れと格闘しながら、掃除のイロハを学んだ。

 同大学では下宿生が多いことから、健康的で自立した生活を送ることができるようにと大学が企画。

 特に教員を目指す学生の場合、将来は児童に掃除の指導をすることになるが、学校で使う道具は家庭では使う機会の少ないほうきやぞうきん、ちりとりなどのため、「細やかな掃除の指導が必要」(同大)という。

 セミナーでは教育現場を想定し、ぞうきんの絞り方や、ほうきの使い方などの掃除の基本を指導。また、木片に付いた油性ペンや、絵の具で付いた汚れを歯磨き粉や除光液で落とす方法など、プロならではの技も学んだ。

 中高の社会科教師を目指しているという文学部文化財学科の白石春花さん(20)は、「改めて掃除を学ぶ機会はなく、自分がほうきやぞうきんを使えても教えることは難しく、将来のためになったと思う」と話していた。