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熊本地震で急増した野良猫の情報サイト 不妊手術で頭数抑制

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熊本地震で急増した野良猫の情報サイト 不妊手術で頭数抑制

猫が多く集まる場所などの情報を共有するインターネットサイト「ねこでる」 猫が多く集まる場所などの情報を共有するインターネットサイト「ねこでる」

 野良猫に不妊手術を施し頭数を抑制しようと、猫が多く集まる場所などの情報を共有するインターネットサイト「ねこでる」(http://neko.today/)を、熊本市の獣医師らが開設した。熊本地震以降、被災地では住宅倒壊や飼い主の避難によるとみられる野良猫が急増しており、こうしたネコの殺処分を減らす。

 獣医師の徳田竜之介氏と、崇城大の和泉信生助教らが開設した。サイトでは、野良猫が集まっている様子などの写真や撮影場所、猫の特徴を投稿してもらう。不妊手術を進める人々や団体が寄せられた情報を参考に、野良猫を見つけて手術する。サイトでは、ネコの写真や投稿者のコメントを閲覧できる。

 熊本地震後、徳田氏の動物病院に寄せられる「子猫を拾った」といった相談件数は、地震前の3倍近くになったという。

 徳田氏は「不妊手術で増えないようにすれば、野良猫と住民が共生できる」と語った。ソフトウエア工学が専門で、サイトを作成した和泉助教も「情報が多く集まれば、迷子のネコを飼い主が見つける際にも利用できる」と話した。