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サンタ姿で「子供の貧困」訴え 栃木

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サンタ姿で「子供の貧困」訴え 栃木

オリオン通りをパレードする「サンタdeラン」参加者=24日、宇都宮市曲師町 オリオン通りをパレードする「サンタdeラン」参加者=24日、宇都宮市曲師町

 子供の貧困の問題を広く訴え、寄付を呼び掛けるチャリティーイベント「子どもの貧困撃退!サンタdeラン」が24日、宇都宮城址(じょうし)公園(宇都宮市本丸町)をメイン会場に開かれた。約100人がサンタクロースの衣装で参加。市中心部をパレードして、貧困問題をアピールした。

 日本では6人に1人の子供が相対的貧困にあるといい、県内では初開催のイベント。実行委員長で県若年者支援機構代表理事の中野謙作さんは「自分から言う人は少ないので貧困の問題は見えにくい。少し目立つことをやって多くの人に伝えていかないといけない」と訴える。

 参加者は一定額以上の寄付をして1~12キロの各コースをサンタ姿で走る。参加費は貧困対策、困窮者支援に取り組む団体に寄付される。12キロコースに挑んだ同市の医療機関職員、宮本進さん(52)は「職場の仲間6人と参加した。(子供の貧困問題を)みんなに知ってもらって、少しでも力になれれば」と話した。

 ランイベントの前には城址公園からオリオン通りをパレード。晴れて日差しもあり、厚着のサンタはちょっと汗だくだったが、サンタ100人の行進に、道行く人もスマートフォンで撮影するなど注目度は高かった。

 長女(7)とおい(4)の子供サンタを連れた同市の皆川紘子さん(39)は上三川町でMAKANAこども食堂を運営。「子供たちに地域の居場所を提供している。今回のイベントはみんなが何か考えるきっかけになれば」と期待した。