産経ニュース

鳥インフル 千波湖周辺に石灰散布 水戸市、イベント中止・延期も

地方 地方

記事詳細

更新


鳥インフル 千波湖周辺に石灰散布 水戸市、イベント中止・延期も

 水戸市内の野鳥から鳥インフルエンザウイルスが相次いで検出されたことを受け、水戸市は14日、感染拡大を防ぐため、千波湖周辺に消毒用の石灰をまいたほか、周辺への立ち入りを控えるよう呼びかける看板を設置した。千波湖周辺でこの日、新たに見つかったコブハクチョウ7羽からも鳥インフルエンザの陽性反応が出た。千波公園で予定していたイベントを中止、会場変更するなど同市は対応に追われている。

 市職員ら約15人がこの日、千波湖周囲のジョギングコース(3キロ)に、石灰約360キロを散布。公園利用者の靴底に鳥の糞(ふん)が付着し、ウイルスが拡散するのを防ぐため、コースへの立ち入りを控えるよう呼びかける看板も設置した。

 オオハクチョウ1羽から高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6亜型)が検出された同市の大塚池の周囲にも15日に石灰を散布する。また、千波湖と大塚池での釣り、水辺での遊び、ジョギングコースや園路への自転車の乗り入れを禁止した。

 14日は千波湖付近で新たに野生のコブハクチョウ7羽を回収。県の簡易検査で鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出た。うち5羽は遺伝子検査でH5亜型のウイルスが検出された。

 同市は、千波公園で17日に予定していたSL「デゴイチ」の清掃イベントの開催を延期。18日開催の「みとちゃん朝市」は偕楽園公園に会場を変更し、来月8日の消防出初め式もケーズデンキスタジアム(同市小吹町)の南側駐車場に会場を移す。

 来年の元日に予定していた元旦マラソン大会は開催を中止。申し込み済みの人にはゼッケンと引き換えに参加料を返金するという。

 千波湖周辺では、これまでにユリカモメ1羽と、8日に保護され、その後に死んだコブハクチョウ1羽から高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6亜型)が検出された。

 このほか、13日までにコブハクチョウ3羽から県の遺伝子検査でウイルスが検出され、鳥取大で高病原性かどうか検査中だ。