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「補助犬の存在に理解を」 所沢市が3頭に特別住民票

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「補助犬の存在に理解を」 所沢市が3頭に特別住民票

 3日から9日まで行われる障害者週間を前に、目や耳などが不自由な人の社会参加を助ける補助犬の活動を知ってもらおうと、所沢市は2日、市内で活躍中の聴導犬1匹と盲導犬2匹に特別住民票を交付した。市が補助犬に特別住民票を贈るのは初めて。

 聴導犬は同市小手指南の東彩さん(45)のパートナーで10歳の雄のミックス、あみのすけ。東さんは「聴導犬と生活を始めて9年目。聴導犬と一緒に出かけ、皆さんに優しい気持ちをいただけると心が温かくなります」と話し、特別住民票に感謝した。

 2匹の盲導犬はいずれもラブラドルレトリバー。4歳の雌、バンビのパートナー、引田みや子さん(76)=同市東所沢=は「これを機に補助犬の存在を知ってほしい」。もう1匹のパートナー、矢吹美智子さん(60)=同市弥生町=も「以前は1人で歩くと怖い思いもしたが、パートナーが来てからは外に出たいと思うようになった」と話し、理解を訴えた。

 藤本正人市長は「補助犬は障害のある人の体や心の一部。特別住民票の交付が障害のある人にもない人にもよいまちを作るきっかけになれば」と話した。