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【青森市長選 候補者の横顔】(3)小野寺晃彦氏(41) 

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【青森市長選 候補者の横顔】
(3)小野寺晃彦氏(41) 

 ■「若い世代がまちづくりを」

 「総務省に入る時から地域のために仕事をしたいと思っていた」。官僚として将来を嘱望されていたが、退路を断った。出馬に当たり「夫婦げんかもしたが、『青森の役に立ちたい』という思いを妻も分かってくれた」と迷いはなかった。

 宮崎市財務部長、愛知県財政課長などとして現場を経験し、地方が抱える課題を目の当たりにする一方で、地方の持つ潜在力を生かすことの重要性を感じた。「青森には良いものがいっぱいある。そこに関心を向けて仕事を作るためにもリーダー自らが発信することが大事」と強調。新田次郎の小説「八甲田山死の彷徨」からリーダーシップの在り方を学んだという。

 座右の銘は、聖徳太子の「十七条憲法」にある「和を以て貴しと為す」。「日本は和の国だったはず。青森のピンチを見て肩を組んでやらなければいけないと感じた」。県、周辺市町村などとスクラムを組むことの必要性を唱える。

 仙台市生まれだが、小学1年から八戸市でアイスホッケーを始め、大学時代は国家公務員を目指す傍ら、アイスホッケーに打ち込んだ。「チームワークの大切さを学んだ」と言う。青森市で過ごした中学、高校時代の仲間が選挙戦を支える。スポーツで培った精神力、体力で若い世代による新しいまちづくりを訴える。