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千代田区とセブン-イレブンが「子育て見守り隊」協定

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千代田区とセブン-イレブンが「子育て見守り隊」協定

 千代田区は「子育て応援見守り隊」に関する協定をコンビニエンスストア最大手「セブン-イレブン・ジャパン」(同区二番町)と締結した。店舗を子供が犯罪に巻き込まれた際の避難場所とするほか宅配時に店員が家庭状況に注意するなどして子育て中の親の孤立や虐待の兆しを早期に把握し、防止に役立てる。

 区によるとセブンイレブンの特定の事業所(店舗)と同様の協定を結ぶ自治体はあるが、大規模な展開は珍しいという。

 協定では、店舗側は子供が助けを求めてきた場合は保護し、状況に応じて警察、自宅と学校へ連絡する▽店頭やお届サービスを通じ子供や家族に異変を感じた場合、児童・家庭支援センターに通知。緊急の場合は警察や東京都児童相談センターへ連絡する▽児童虐待の予防啓発チラシやポスターを掲示・配布する-ことを取り決めた。区側はセブンイレブンから連絡を受けた場合、保有情報と照会し速やかに状況の把握と支援活動を実施する。

 千代田区は、児童虐待通告や子育て相談が直近の5年度で2倍以上に増加。新しく転入し地域とのつながりが希薄な核家族に多く発生していることから、コンビニの協力が必要とした。

 石川雅己区長は「子育て家族の孤立や虐待の状況などは区の事業だけで把握するのは難しい。協定を通じてご協力いただけることに深く感謝する」としている。