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筑波大が学内に商業施設計画 一般利用可「開かれた大学」推進

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筑波大が学内に商業施設計画 一般利用可「開かれた大学」推進

 筑波大(つくば市天王台)が学内にスーパーを核とする商業施設の建設を計画していることが12日、分かった。同大によると、大学内にコンビニエンスストアなどが設置された例はあるが、複数の店舗が入る商業施設の設置は全国でも珍しいという。大学関係者だけでなく、一般の利用も可能にする。大学側はスーパーという市民に身近な施設を訪れてもらうことをきっかけに、図書館の利用や公開講座の受講などを呼びかけていきたい考えだ。(篠崎理)

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 同大によると、建設予定地は平砂学生宿舎北側で、歩道を挟んだ駐車場の西側。スーパーを核として、飲食店やスポーツ施設などの誘致を計画している。今年度中の入札を目指している。利用状況次第では、増設も検討する。

 連携・渉外室の山田哲也室長は「建設予定地は医学系を除きほぼ中心部にあたるため、授業の帰りに買い物ができる。駐車場もあるので一般の利用も歓迎する」と話す。

 平砂宿舎付近ではスーパーなどが遠く、買い物が不便だったが、商業施設が建設されれば利便性が増すことが期待される。建設予定地近くには、留学生を中心とした宿舎「グローバルヴィレッジ」も来年4月にオープンすることになっており、留学生にも役立つのは間違いない。

 同大では、これを機に、一般の人でも登録すれば図書館が利用できることを知ってもらい、公開講座などを受講してもらうなど、開学以来の理念である「開かれた大学」を一層進めたいとしている。

 筑波大2年の男性(21)は「家から一番近いスーパーでも1キロ以上は離れていて、雨の日は本当に不便。これからは授業の帰りに買い物ができる」と歓迎している。