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栃木知事選、投票率の鍵は若者 タレント起用し啓発活動

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栃木知事選、投票率の鍵は若者 タレント起用し啓発活動

 20日投開票の知事選に向けて、県選挙管理委員会は13日、商業施設でイベントを開催する。トークショーに人気タレントが参加し、若い世代が関心を持てるよう選挙を分かりやすく解説する。県選管では、他にも若者向けの啓発活動に力を入れている。

 13日、宇都宮市陽東の商業施設「ベルモール」で開く啓発イベントでは、アイドルグループ、乃木坂46の元メンバー、永島聖羅(せいら)さんやお笑いタレント、イジリー岡田さんがトークショーに参加。宇都宮大の三田妃路佳(ひろか)准教授が選挙の意義や仕組みを解説する。同大の学生が候補者役となって演説し、来場者に投票してもらう模擬投票や、高校生が制作した動画の上映もある。午後1時、2時半の2回。

 県選管では、他にも若者向けの啓発活動を展開。ポスター、CMには栃木市出身のモデル、石川恋さんを起用。高校などで配布するためのパンフレットを作成し、校内放送で使える放送用CDも作成、各校に配布した。また、若者が多く集まるとしてバスケットボール、アイスホッケーの試合会場では啓発グッズ配布。フェイスブックも活用し、投票日までのカウントダウンとメッセージを書いてもらった写真を毎日アップしている。

 県選管の荒井一浩係長は「全世代を対象に啓発活動を進めているが、若い世代の投票率は特に低い。選挙権年齢引き下げを契機に関心を持ってもらうためにも若い世代への呼び掛けに力を入れている」と話す。

 知事選投票率は前回が33・64%、平成20年の前々回が32・28%と、3人に1人しか投票しない状況が続く。年代別では70代前半の46・24%(前回推計)に比べ、20代前半17・15%、20代後半19・37%と大きな差があり、教育現場とも連携して効果的な啓発活動が必要となっている。