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感染症予防、医師と獣医師協力 福岡で国際会議開催 秋篠宮ご夫妻出席

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感染症予防、医師と獣医師協力 福岡で国際会議開催 秋篠宮ご夫妻出席

感染症対策を話し合う国際会議であいさつされる秋篠宮さま 感染症対策を話し合う国際会議であいさつされる秋篠宮さま

 インフルエンザやエボラ出血熱など、ヒトと動物に共通する感染症対策を、医師と獣医師らが話し合う国際会議が10日、リーガロイヤルホテル小倉(北九州市小倉北区)で始まった。開会式には秋篠宮ご夫妻も出席された。

 「第2回世界獣医師会-世界医師会“One Health”に関する国際会議」で、11日まで開かれる。

 秋篠宮さまは「世界規模で感染症の蔓延(まんえん)が懸念される中、研究者が一堂に会して連携を図り、対策を議論するのは意義深いことだ。多くの人が、ヒトと動物の健康に対して関心を寄せ、理解を深める機会になることを期待します」とあいさつされた。開会式には31カ国・地域から約620人が出席した。

 日本医師会の横倉義武会長は「人はエイズなどの感染症と闘い、その歴史が医学の進歩に大きく寄与した。医師と獣医師が知を結集することで、さらなる感染症対策を推進できると確信している」と語った。

 日本獣医師会の蔵内勇夫会長(自民党福岡県連会長)は「日本医師会との連携活動が評価され、国際会議をできたのは私の大きな喜びだ。ヒトと動物が安心して共生できる社会の構築につなげたい」と述べた。

 インフルエンザは鳥やブタからヒトへ、エボラ出血熱はコウモリなどからヒトへも感染する。自然環境の変化や、野生動物と人類の生活圏が近づいたことで、こうした人獣共通感染症が大きな問題となっている。

 北九州市では11日まで「人と動物の共通感染症対策シンポジウム」や「どうぶつ愛護フェスティバル」など関連イベントも開かれる。