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J2北九州、降格の危機 新本拠地でJ3の可能性

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J2北九州、降格の危機 新本拠地でJ3の可能性

 J1参加資格となるJ1ライセンスを今季取得したJ2のギラヴァンツ北九州が、逆に降格危機に陥っている。22チーム中21位がJ3との入れ替え戦に回り、最下位が自動降格するが、残り2試合で21位。最下位の金沢と勝ち点37で並び、予断を許さない。J1のスタジアム要件を満たした新設の本拠地「北九州スタジアム」で臨む来季を、皮肉にもJ3で迎える可能性がある。

 北九州市本城陸上競技場で6日、町田に1-3で敗れた。同競技場がホームとして使われるのは、今季までだ。就任4年目の柱谷幸一監督は「自分たちの置かれている状況は厳しい」と焦りを口にした。

 今季からはJ1昇格を目指せることを見据え、昨季までは期限付き移籍で補強することを最小限にとどめ、若い選手を育ててきた。自陣からパスをつなぐ戦術を磨き、2014年に5位、15年に7位。16年にはJ1鹿島で活躍した元日本代表、MF本山雅志が加入し、指揮官は「集大成の気持ち」と意欲満々だった。

 しかし、開幕2戦目から11試合連続で白星なしと出足でつまずいた。狂った歯車は修正できず、MF風間宏希は「(低迷の原因が)何かというのは分からない。ちょっとした部分だと思うが」と首をかしげる。20位の讃岐が勝ち点39、19位の岐阜が同40と小差の残留争い。最後の最後で勝負強さを見せられるか。