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山姥切国広、来春にも足利展示へ “刀剣女子”待望の一本 栃木

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山姥切国広、来春にも足利展示へ “刀剣女子”待望の一本 栃木

 空前の刀剣ブームに沸く中、安土桃山時代の刀工・堀川国広の傑作「山姥切(やまんばぎり)国広」(国重要文化財、個人蔵)が来春にも国広ゆかりの足利市で展示される見通しとなった。“刀剣女子”待望の一本で、全国各地から多くの女性ファンらが殺到しそうだ。 

 山姥切の展示は平成9年、東京国立博物館での展示以来20年ぶり。同市所蔵の「脇差(通称・布袋国広)」(国重要美術品)とともに足利ゆかりの刀2本が足利で同時展示されるのは、ともに天正18(1590)年の作刀以来427年間で初めて。

 山姥切は刃長70・6センチ。刀の銘から同年2月、足利領主の長尾顕長(あきなが)の依頼で作られた。同14(1586)年、北条氏直から顕長が拝領した備前長船長義作の通称「山姥切」(徳川美術館蔵)を、国広が写した刀とされる。名前の由来は、武将が山中で山姥を切り捨てたことによる。

 昨年以降、若い女性に爆発的に人気のオンラインゲーム「刀剣乱舞」では「山姥切国広」がイケメン男子に擬人化され大ブレーク。一方、足利市では今年1、6月の2回、国広の脇差が展示され、計6千人が押し寄せ、多くのファンから足利市での山姥切国広の展示を望む声が相次いでいた。

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