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新潟知事選 民進県連、独自候補擁立を断念 森氏推薦せず、無投票も

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新潟知事選 民進県連、独自候補擁立を断念 森氏推薦せず、無投票も

 民進党県連は13日、新潟市中央区の新潟東映ホテルで役員らによる会合を開き、29日に告示される知事選(10月16日投開票)に独自候補を擁立しない方針を決めた。泉田裕彦知事(53)が8月30日に不出馬を表明したことを受け、同党県連は擁立に意欲をみせていたが、適当な候補者を絞り込めなかった。これまでに出馬を明らかにしているのは前長岡市長の森民夫氏(67)だけにとどまり、野党勢力の軸となる民進党が擁立を見送ったことで、知事選は無投票となる可能性も浮上してきた。

 会合は同日夕に非公開で開かれた。会合後、県連代表の黒岩宇洋衆院議員=新潟3区=は記者団に対し、候補者の擁立を断念したと説明した上で「満足のいく結果ではないが、時間の制約があり一定の区切りをつけた。残念だ」と無念の表情で語った。

 独自候補の擁立に向けて、同党県連は意中の人物に打診をしたものの作業は難航。黒岩代表は「現実に候補者になるところまで至らなかった。ぎりぎりまで検討したが、有権者の期待に応えられず申し訳ない」と述べた。

 この日の会合では、自民党と公明党が推薦する方向を固めている森氏について、同党県連が推薦しないことも決めた。同党県連には森氏の後援会からは8月17日に推薦願が出されていた。推薦しない理由は、党内に推す声が少なかったことに加え「森氏との間で距離感があった」とした。

 今後、共産党など他の野党の動きが無投票を避ける鍵を握ることになる。森氏以外に出馬を表明する候補者が現れた場合の対応について、黒岩代表は「次の常任幹事会で最終決定する」と述べるにとどめた。