産経ニュース

シロヘビ“三大聖地”が集結 17・18日、品川でサミット

地方 地方

記事詳細

更新


シロヘビ“三大聖地”が集結 17・18日、品川でサミット

老神温泉(群馬県沼田市)の子どもみこし 老神温泉(群馬県沼田市)の子どもみこし

 シロヘビの“三大聖地”の名物が集結する「しろへびサミットinしながわ」が17、18日、品川区二葉の上神明天祖神社をメーン会場に初開催される。山口県岩国市に生息する国指定天然記念物のシロヘビ、白蛇伝説の老神(おいがみ)温泉(群馬県沼田市)からは大蛇みこしのミニ版「子どもみこし」が登場。「スネークタウン」としてPRする同神社と周辺地域のご当地キャラクターの「くぼっち」が迎える。

 サミットは、同神社の例大祭に合わせて開催する。

 品川区によると、同神社周辺は、江戸時代初期には村が存在し、「ヘビが多くいた湿地」の意味で「上蛇窪村」「下蛇窪村」などと呼ばれていた。昭和11年まで同地区最寄りの戸越公園駅は「蛇窪駅」という駅名だったという。

 古文書では、かつて神社の社殿わきに清水が湧き出る洗い場があり、白蛇が住んでいた。洗い場がなくなり白蛇は現在の戸越公園の池に移りすむようになり、土地の旧家の夢枕に白蛇が現れ「もとのすみかに帰してほしい」と懇願。神社に伝わり、白蛇を祭るようになったという伝説がある。

 同神社の斉藤泰之宮司は巳年の平成25年、この伝説を生かし、シロヘビを町おこしの題材にしようと神社周辺地域を「スネークタウン」と呼ぶことを町内会に提案。商店主らはシロヘビにちなんだカレーなどを開発し、27年には町内会とPR動画を作成した。

 「スネークタウンの愉快な仲間たち」という動画では、商店主らがシロヘビのかぶり物をつけ「おいしいにょろよ」など「にょろ語」で自店を紹介。

 インターネットの動画サイトで評判になり、岩国市や老神温泉の有志が協力して町おこしにつなげようとサミット開催に発展した。

 サミットの両日、同神社では、岩国市のシロヘビが体長1メートル60センチほどのおとな2匹、40センチほどの子供2匹が展示される。老神温泉の「子どもみこし」では、「スネークパレード&大蛇みこし」(区立大原小~同上神明小)が行われる。スネークタウンでは、ご当地キャラクター「くぼっち」がDJになって会場を盛り上げ、3地区の物産展も開かれる。

 3地区の代表者は、それぞれの地域のPRを行い、シロヘビを通じて地域活性化につなげる決意表明をする。斉藤宮司は「地域活性化とともに地域の歴史を知ってもらいたい」とユニークなサミットを心待ちにしている。

このニュースの写真

  • シロヘビ“三大聖地”が集結 17・18日、品川でサミット
  • シロヘビ“三大聖地”が集結 17・18日、品川でサミット