産経ニュース

「ビハインド・ザ・コーヴ」 米国上映に向けクラウドファンディング

地方 地方

記事詳細

更新


「ビハインド・ザ・コーヴ」 米国上映に向けクラウドファンディング

 ■捕鯨文化など伝えよう 市民から資金提供募る

 イルカや小型鯨類の追い込み漁をテーマに描いた映画「ビハインド・ザ・コーヴ」(八木景子監督)の米国公開を目指し、配給している「八木フィルム」がインターネットで一般市民から資金提供を募る「クラウドファンディング」を行っている。11月25日まで。

 同映画は、太地町で行われている追い込み漁を批判的に描いて米アカデミー賞の長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した「ザ・コーヴ」を反証。太地町の住民や専門家、反捕鯨活動家などさまざまな人物の主張を取り上げ、日本の捕鯨文化や歴史などを描いた。昨年9月にはカナダ・モントリオール世界映画祭に正式出品され、今年1月から国内で上映されていた。

 「欧米では『ザ・コーヴ』の影響が強く、日本の捕鯨が一方的にゆがめられて伝えられてきた。反証・主張を伝えたい」。八木監督らの思いから、11月にニューヨーク、12月にロサンゼルスでの自主配給上映が決定。自己資金での運営には限界があり、「クラウドファンディング」を開始した。支援額に応じて、映画のエンドロールに名前が記載されるなどの「リターン」がある。上映が始まる11月25日までで、目標金額は500万円。

 8月31日にスタートし、7日現在で約83万円が集まった。八木監督は「双方の意見を取り上げた作品で、世論に働きかけたい。十分な資金が集まれば、米国以外の国でも上映を」と、支援を呼びかけている。

 資金提供はプロジェクトHP(https://motion-gallery.net/projects/behindthecove)。