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自殺のJA職員、着服総額1億4800万円 16年間で12人から

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自殺のJA職員、着服総額1億4800万円 16年間で12人から

 旭市のちばみどり農業協同組合(JAちばみどり)の「営農センター飯岡」(同市飯岡)のセンター長として勤務していた男性職員(58)=死亡=が顧客からの預かり金を着服したとされる問題で、同JAは被害額が約1億4800万円に上ることが分かったと発表した。職員は2日に着服を認めたが、同夜、自宅の敷地内で死亡しているのが見つかった。自殺したとみられている。

 同JAによると、職員は貯金証書や通帳を偽造する手口を繰り返し、同JAの調べで判明しているだけでも平成12年10月から約16年間にわたり、計12人の顧客の定期貯金などから計約1億4800万円を着服したとみられている。

 今年6月下旬、市内の女性客が定期預金を解約しようとしたところ残高がなくなっていたことから、入金依頼を受けていたこの職員の着服が発覚。同JAは今後、弁護士に委任し刑事・民事の両面から法的手段の行使を検討するという。同JAは「今回の不祥事を厳粛に受け止め、再発防止を徹底する」とした。