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【震災2000日】福島知事と原発周辺首長、デブリ県外処理を申し入れ

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【震災2000日】
福島知事と原発周辺首長、デブリ県外処理を申し入れ

 内堀雅雄知事と原発周辺の関係市町村長らが29日、世耕弘成経済産業相を訪ね、東京電力福島第1原発事故で溶け落ちた核燃料(デブリ)や使用済み核燃料集合体など放射性廃棄物を福島県外で処理するよう申し入れた。

 県などによると、申し入れは原発がある大熊町の提案という。内堀知事は「帰還困難区域の見直し議論が活発になっている。将来の希望や展望を持つには『(デブリなどを)留め置きにしない』と確認しないといけない」と話した。

 県はこれまでも国に対して放射性廃棄物の県外処分を要望してきた。廃炉作業で発生する放射性廃棄物は構内で一時保管されるが、県外処分が進まないと、事実上の最終処分場となりかねず、県や関係市町村は危機感を募らせている。

 また内堀知事は、30日で東日本大震災の発生から2千日を迎えることについて「日数の重み、その間の苦しみ、努力が脳裏によみがえる。2千日の重み、県民の思いを常に頭の真ん中におき、復興、再生に全力で取り組む」と話した。