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収容「2万人ベース」 山梨県総合球技場、3種目を想定

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収容「2万人ベース」 山梨県総合球技場、3種目を想定

 県が甲府市のリニア中央新幹線の新駅周辺を軸に整備する「総合球技場」のあり方について話し合う検討委員会の第3回会合が25日、同市丸の内の県防災新館で開かれた。

 協議では、収容人員についてサッカーJ1のリーグ戦を想定し、「2万人をベースとする」ことを確認した。ヴァンフォーレ甲府(VF)が現在、ホームとして使っている山梨中銀スタジアム(甲府市小瀬町)の1万7千人を上回る規模となる。

 検討委での県の説明によると、VFの過去の年間平均観客動員数で最多となったのは、平成22年の1万2406人だった。ただ、他府県でJ1チームの新球技場が建設された後の動員数は、建設前よりも5割程度増えているという。

 このため、県は検討委に対し、総合球技場の動員数の見通しとして、22年のVFの平均観客動員数の約1・5倍にあたる「1万9千人」を示した。ただ、Jリーグが1万5千人としているJ1開催会場の基準を今後、2万人に引き上げる可能性があり、「2万人ベース」でまとまった。

 競技種目については、サッカー、ラグビー、アメリカンフットボールの3種目などが行える球技場とすることも了承された。

 全国で新設されている球技施設が、かつての「陸上競技併用型」から「球技専用型」に移りつつある。さらに、3競技の県内の競技団体から、球技専用の施設を求める約10万人分の署名が集まったことなどを勘案した。

 ピッチとその外周を併せた「競技フィールド」の大きさについては、県が「86メートル×136メートル」を示した。3種目の中で最も広い面積が必要なラグビーに合わせたという。

 検討会は今後、球技場の候補地や整備費などを協議し、12月末に報告書を後藤斎知事に提出する。県は今年度内に基本構想をまとめる。