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聖望学園中で導入 夏休みの宿題、ネットで「個別」に 埼玉

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聖望学園中で導入 夏休みの宿題、ネットで「個別」に 埼玉

 夏休みの宿題を一律ではなく、インターネットの学習システム「すらら」を使って生徒一人一人に合ったメニューで提供する「マイ・サマー・ワーク」が飯能市中山の聖望学園中で導入されている。三瓶健一教頭は「自分に合った勉強を自分で進めることで学習能力を高めてほしい」と期待している。

 三瓶教頭によると、同校の課題は生徒間の学力差。中学3年で英検準1級を取得する生徒がいる一方で、なんとか英語の授業についていけるという生徒もいる。中学1年の生徒に自分に合った課題をこなしてもらおうと、数学と英語で夏の課題としてマイ・サマー・ワークを利用した。

 すららの中学生版は「すららネット」(東京都千代田区)が開発。パソコンやタブレット端末から利用でき、アニメーションを見ながら1単元10~15分程度で学習できる。出題される問題の難易度は正答率によって調整され、簡単すぎず難しすぎない問題が選ばれる。生徒が問題を解けた達成感を味わえる工夫だ。

 正答率の低い問題は弱点としてすららが自動で判別し、個別の弱点を効果的に復習できるようになっている。教諭は管理画面で生徒の課題の進行状況などを把握でき、生徒にメッセージを送ることもできる。

 同校英語科の田島理恵教諭は「1学期の復習を課題にしているが、教科書で触れていない語彙も出る。新しい知識の習得も含め、学習効果に期待している」と話していた。