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4年後は「世界の塩尻に」 陸上男子3000障害、伊勢崎のPVで声援

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4年後は「世界の塩尻に」 陸上男子3000障害、伊勢崎のPVで声援

 伊勢崎市出身の塩尻和也(19)=順天堂大=が出場したリオ五輪陸上男子3000メートル障害予選。伊勢崎市役所では15日夜にパブリックビューイング(PV)が行われ、関係者や市民ら約200人が「がんばれ! 塩尻和也選手」と書かれた手作りのうちわを持って熱い声援を送った。

 午後10時半ごろ、1組目の塩尻が登場すると、大歓声が上がり、「がんばれ和也」「ゴーゴー和也」などと声を上げてそろって応援し、塩尻を後押しした。

 塩尻は序盤は良いペースだったが、中盤以降失速し、自己ベストからは9秒以上遅れて11着。決勝には進めなかったが、「よくやった」と大きな拍手が送られた。市役所のPVで試合を見た父、清さん(49)は、「最初は少し緊張していたようで、日本での走りとはちょっと違ったかな。でも、いい経験になったと思う。お疲れさまと言いたい」とねぎらった。

 塩尻の母校、伊勢崎清明高の陸上部顧問、武藤浩二さん(43)は「堂々と世界の舞台で走っている姿に感動した」と教え子の活躍ぶりを興奮気味に話した。

 塩尻が五輪出場切符を手にしたのは約2週間前。武藤さんは「2週間であのパフォーマンスはすごい精神力。高校の時から研究熱心で陸上に真摯(しんし)に向き合っていた。2020年の東京五輪では『世界の塩尻』になってもらいたい」と期待を寄せていた。

 一方、同日に行われたオープンウオータースイミング(OWS)女子10キロに出場した高崎北高、共愛学園前橋国際大学出身の貴田裕美(31)は、前回ロンドン大会と同じく12位。北京五輪から導入された同種目で世界のレベルが年々上がってきている中、目標としていた入賞には届かなかったが、健闘した。