産経ニュース

「世界で最も美しい湾クラブ」に宮津湾・伊根湾が内定

地方 地方

記事詳細

更新


「世界で最も美しい湾クラブ」に宮津湾・伊根湾が内定

 世界の美しい「湾」の景観を求めて設立した「世界で最も美しい湾クラブ」(本部、フランス・ヴァンヌ市)に、「宮津湾・伊根湾」が「駿河湾」(静岡県)とともに加盟することが内定した。世界ではこれまでに25カ国、38湾が加盟し、正式に決まれば国内ではこれで4湾目。10月、メキシコで行われる総会で正式に決まる。

 同クラブは、湾の自然環境や景観を保全しながら世界への発信▽加盟会員相互のネットワークづくり▽観光振興や地域経済の発展への貢献-を目的に19年前に設立された。

 これまでに、世界ではフランスのモンサンミッシェル湾や、ベトナムのハロン湾、モンテネグロのコトル湾など25カ国で38湾が加盟している。このうち国内では「松島湾」(宮城県)と「富山湾」が入る。

 宮津、伊根の両湾については、「海の京都」の魅力を広く発信したい府と宮津市、伊根町が昨年1月、松島湾の推薦で加盟申請書を提出。

 今年2月、フィリピンで開催された総会でプレゼンテーションを行い、5月のクラブ会長らの現地視察を経て、7月20日のパリでの役員会で加盟内定が決まった。

 府などは今後、世界各地に広がる美しい湾とのネットワークを作り上げ、景観を維持するために府民の環境保全意識をさらに高めていくとともに、ボランティア活動の促進を図っていく方針。

 山田啓二知事は「世界でも貴重な美が日本的に守られている天橋立と、伊根の生活と湾が一体となって文化的景観をつくり出しているのが魅力。国内の4カ所の湾が連携し、活性化していけたらいいと思う」と話している。