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タカでムクドリ追い払い 大分市のふん害対策に佐賀の鷹匠協力

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タカでムクドリ追い払い 大分市のふん害対策に佐賀の鷹匠協力

ムクドリを追い払うために呼ばれた鷹匠の石橋美里さんとタカ ムクドリを追い払うために呼ばれた鷹匠の石橋美里さんとタカ

 大分市は3、4の両日、市内中心部「中央通り」の街路樹に大群で集まるムクドリを追い払うため、天敵のタカを放った。ムクドリのふん害や鳴き声による騒音が長年の問題となっており、佐賀県武雄市の鷹匠、石橋美里さん(22)の協力を得て実施した。

 午後7時半ごろ、街路樹やビルの屋上にムクドリの群れが大量に集まると、鷹匠が放った雌タカは一直線に飛び、ムクドリを追い掛け始めた。

 市道路維持課によると、当日の夜は、中央通りの街路樹からムクドリの姿が見えなくなったという。周辺環境も含め、効果や影響を検証する。

 ムクドリは平成12年ごろから天敵のいない市中心部の大通りの街路樹に集まり始め、多い日で2万羽以上が木の枝に止まって朝まで過ごす。歩行者や近隣住民から苦情を受け、市は街路樹の枝を短く刈り込んだり、方向感覚を狂わせる磁石を設置したり対策を講じてきたが、効果は薄かった。