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文科相に千葉3区の松野氏初入閣 支持者ら喜びと期待

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文科相に千葉3区の松野氏初入閣 支持者ら喜びと期待

 3日に行われた内閣改造で、文部科学相として初入閣が決まった松野博一衆院議員(53)。地元の千葉3区(千葉市緑区、市原市)の支持者からは喜びと期待の声が上がった。市原市内にある松野氏の地元事務所では、秘書ら関係者数人がテレビの前で内閣改造に関するニュースを見守り、菅義偉官房長官が松野氏の名前を読み上げると、大きな拍手が巻き起こった。

 この日、松野氏の事務所には祝福の電話が次々と入り、訪れた支持者らが初入閣を喜んだ。初当選時から松野氏を支援しているという千葉市緑区の自営業、阿部延子さん(82)は娘とともに同事務所を訪れ、「(松野氏は)誠実な人柄で、地元のことを大切に考えてくれている。他人への思いやりや日本を大切にする心を育てるような教育政策を進めてほしい」と話した。

 平成19年から6年間にわたって松野氏の秘書を務めた関学市原市議(41)は「こつこつと勉強している姿が印象に残っている。ぶれずに一本筋を通す性格だ」と人柄を評価した上で、「教育問題には熱い思いを持っている。文科相として、先生や児童生徒らのことをよく把握し、よりよい教育現場をつくってくれるだろう」と期待感を示した。

 また、地元の市原市田淵には、地質時代を代表する場所(模式地)として国際的に選ばれる可能性がある地球磁場逆転地層「千葉セクション」が近年話題になっている。国際的な学会で模式地に選定されれば、地球史に「千葉時代(チバニアン)」が刻まれるとみられ、松野氏も3月、自身のフェイスブックでこの地層について「地球の地質年代に千葉期の名前がつくといいな」などと記している。

 千葉セクションの普及・啓発に取り組み、地域の教育関係者らでつくる団体「ゴールデンスパイクの会」会長の堀内正貫さん(74)は「イタリアの2カ所と田淵の地層のうち、どこが一番模式地にふさわしいかが審議されるこれからの時期に、大変幸先がいい。松野氏には文科相として、この地層のことを全国に発信してほしい」と話した。

 松野氏は早稲田大法学部を卒業後、会社勤務や松下政経塾を経て、平成12年の衆院選で初当選。以降、6期連続当選し、厚生労働政務官や文科副大臣などを歴任している。

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 ■内閣改造で知事「総力挙げ課題に」

 第3次安倍再改造内閣の発足を受けて、森田健作知事は3日、「経済対策や外交、安全保障、子育て・介護、地方創生など内外の課題が山積している。これまで以上に総力を挙げて取り組んでほしい」とするコメントを発表した。

 また、文部科学相に本県選出の松野博一衆院議員が就任したことについては「大変喜ばしい。未来を担う子供たちの健やかな育成にご尽力いただくとともに、本県の発展のためにさらなる支援をいただきたい」とした。