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衆院福岡6区補選、鳩山二郎氏が候補者選考を疑問視 県連への恨み節も

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衆院福岡6区補選、鳩山二郎氏が候補者選考を疑問視 県連への恨み節も

 鳩山邦夫元総務相の死去に伴う衆院福岡6区補選をめぐり、鳩山氏の次男で福岡県大川市長の鳩山二郎氏(37)が31日、正式に出馬する方針を明らかにした。出馬会見では、自民党県連が蔵内勇夫県連会長の長男の謙氏(35)を党本部に公認申請したことへの恨み節を連発した。

 「負け惜しみと受け止められたら困るが、自民党県連の候補者選考委員会が公平・公正だったのかは、はなはだ疑問だ」

 鳩山二郎氏は、邦夫氏をしのぶ祭壇が置かれた事務所を記者会見場に選んだ。

 二郎氏は「満場一致で蔵内氏に決まった」とする邦夫氏の後継候補者選びのプロセスについて「閉鎖的な空間で、おそらく(蔵内氏では)満場一致ではなかったはずだ。党本部には誰が一番ふさわしいのか徹底して調べてほしい」と、納得がいかない表情だった。

 確かに、選考委では福岡6区内の4支部のうち久留米を除く3支部が二郎氏を推していたが、最後に二郎氏は選に漏れた。

 二郎氏は大川市長としての任期を1年弱残したままでの出馬になる。県連内には「市政を途中で投げ出したとみられると、勝てない」との声も出ていた。

 これに対し、二郎氏は会見で「多くの支援者から父の遺志を継ぎ、国政に挑戦すべきだと激励された。私の国政挑戦が市民の気持ちに応えることになる」と強調した。一方、蔵内謙氏には7月30日、麻生太郎副総理兼財務相を選対本部長とする選対組織が発足した。