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合計特殊出生率1.34、2年ぶり増 27年人口動態概況 埼玉

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合計特殊出生率1.34、2年ぶり増 27年人口動態概況 埼玉

 ■死亡数6万2561人、戦後最多更新

 県内の女性が生涯に産む子供の推定人数を示す「合計特殊出生率」が、平成27年は1・34で前年を0・03ポイント上回ったことが30日、県がまとめた人口動態概況(概数)で分かった。2年ぶりにプラスとなったが、全国の1・46(前年比0・04ポイント増)を下回り、全国順位は前年の40位から41位に後退した。(川畑仁志)

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 県保健医療政策課によると、出生数は前年比312人増の5万6077人。出産年齢は30歳以上が4年以降増加を続け、27年は66・2%で3分の2を占めた。25~29歳は25・1%、24歳以下は8・7%だった。

 人口千人当たりの出生率は前年と同率の7・8で全国の8・0を下回り、3年連続で全国23位。市町村別では戸田市の11・1が最高で、和光市10・6、朝霞市10・1と続いた。最低は東秩父村の3・1、鳩山町3・3、小鹿野町3・8の順だった。

 死亡数は同1292人増の6万2561人で戦後最多を更新。死因別では(1)悪性新生物(がん)が同208人増の1万8807人(2)心疾患1万117人(同146人減)(3)肺炎6375人(同100人増)-で、自殺は同53人減の1284人で6年連続減少した。

 死亡率は同0・1ポイント増の8・7で全国の10・3を下回った。全国では4番目(同5位)に低かった。最低は和光市の5・6で、戸田市6・2、朝霞市と伊奈町が6・5。最も高かったのは小鹿野町の18・3、東秩父村17・7、横瀬町16・0だった。

 出生数から死亡数を引いた自然増減数は同980人減のマイナス6484人で、24年に戦後初めて自然減に転じて以降4年連続で減少。自然増減率はマイナス0・9(同0・1ポイント低下)で前年に続き全国6番目の高さだった。県内の7割を超える46市町村でマイナスとなり、最低は東秩父村のマイナス14・6、最高は和光市の5・0だった。