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「咲紀の決め手は鍵かけ」 出雲市出身プロ棋士里見さん、防犯ポスターに

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「咲紀の決め手は鍵かけ」 出雲市出身プロ棋士里見さん、防犯ポスターに

 女流プロ棋士の里見咲紀さん(20)=島根県出雲市出身=を起用した防犯ポスターが完成し、島根県警本部で披露された。無施錠の自転車が盗難被害に遭う比率が全国ワースト1だったことなどを受け、棋士の里見さんが「咲紀の決め手は鍵かけ」と施錠の必要性をアピール。県警は、このポスターを県内各地の交番や駐在所、商業施設などに掲示する。

 ポスターでは「鍵かけが守りの要、後にも先にも鍵かけ」と強調。初手=短時間でも鍵かけ▽第2手=2重ロックで鉄壁の守り▽第3手=家も車もみんな鍵かけ▽王手=鍵かけがみんなの合言葉-と将棋盤上に記し、里見さんが注意を呼びかけている。A2判で、千枚を製作した。

 里見さんは、女流棋界の第一人者・里見香奈さんの妹で、香奈さんも県警の交通安全ポスターなどに登場したことがある。県警本部で、制服姿の咲紀さんが米村猛本部長とともにポスターをPRし、「姉妹ともにお役に立てて光栄です」と話していた。

 県警生活安全企画課によると、県内では昨年、発生した自転車盗535件のうち、82・4%に当たる441件が無施錠(全国平均は57・3%)で全国ワースト1。住宅侵入窃盗でも94件のうち、64・9%が鍵をかけていなかった(同47・0%)。

 米村本部長は「島根は『鍵をかける』という意識が薄い。施錠が一番の防犯になると呼びかけていきたい」と話していた。