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長野でヤクルト-阪神戦 今季唯一プロ公式戦に沸く

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長野でヤクルト-阪神戦 今季唯一プロ公式戦に沸く

 長野市の長野オリンピックスタジアムで12日、プロ野球セ・リーグの東京ヤクルトスワローズ対阪神タイガーズ戦(長野放送、ヤクルト球団主催)が行われた。県内で今季開催される唯一のプロ野球公式戦とあって大勢のファンが詰めかけ、グラウンドの選手たちに声援を送った。

 午後4時の開門と同時にスタンドが両チームのファンと応援団で埋まった。わけても燕(つばめ)党の心を熱くしたのは「長野燕パワーユニホーム」だ。ヤクルト球団が地方での主催試合で用意している、ご当地にちなんだワッペン付きのオリジナル商品。長野版にはアルプスの山々を背に、リンゴを被った球団マスコット「つば九郎」がそばを食べているイラストが描かれた。球場内のショップで販売され、内野席の前売り券購入者らにも贈られた。

 パワーユニホームを羽織った長野市の大学4年、水谷光太郎さん(21)は「スワローズの山田哲人選手を見に来た。一流のプレーが見られて最高」と興奮気味に話した。トラ柄のユニホームに身を包む佐久穂町の保育士、小林優(すぐる)さん(25)も「順位は最下位だけど明るく元気に戦ってほしい。長野で勝つところを見たい」と声援を送った。

 試合前には長野商業高のチアリーディング部がダンスを披露した。スポンサーを務めるホクト(長野市)のキャラクターも自慢の「きのこ体操」で、プレーボールを待つ観客をなごませた。

 始球式では、少年野球チームに所属する佐久市の小学3年、依田志龍(よだ・しりゅう)くん(8)が力強い投球を見せ、スタンドを沸かせた。