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南三陸さんさん商店街、本格再建先で起工式 宮城

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南三陸さんさん商店街、本格再建先で起工式 宮城

 東日本大震災で被災した南三陸町の仮設商店街「南三陸さんさん商店街」の本格再建先となる商店街(本設商店街)の起工式が6日、同町で行われた。式では商店街の完成模型もお披露目された。

 式には佐藤仁町長や工事関係者など約100人が出席。佐藤町長は新しい商店街について「周辺では道の駅などの整備が進み交通の結節点、町の中心地になる場所だ」と期待を込めた。また、同施設を設計し、東京五輪メインスタジアムの新国立競技場も手がけた建築家の隈研吾氏は「海とつながる感じを表現し、南三陸の杉を使って人に優しく温かさのある場所を作りたい」と話した。

 新商店街は平屋建て計6棟。総事業費は約7億円、国が約5億円を助成する。仮設商店街の32店中23店が移転し、他にも初出店となるコンビニや飲食店など5店が入る予定。買ったものをその場で食べられるフードコートも設置する。来年3月3日の開業を目指す。現在の仮設商店街は今年12月末で閉鎖される。

 商店街に新たに加わる「食楽しお彩」の後藤一美(かつみ)代表は「津波で店舗が流されて以来、町内の仮設住宅を回って揚げ物の移動販売を続けてきた。今日はやっとスタートラインに立てた」と話した。