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【2016参院選】終盤情勢 民進・蓮舫氏がリード 自民・中川氏も票固め着々

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【2016参院選】
終盤情勢 民進・蓮舫氏がリード 自民・中川氏も票固め着々

 10日の参院選投開票まであと4日。東京選挙区では、政治資金の公私混同問題で舛添要一前知事が辞職に追い込まれただけに、与党批判を強める野党公認候補者らの姿が目立つ。ただ、本紙とFNN(フジニュースネットワーク)が実施した合同世論調査によると、民進党内ではトップ当選する勢いの蓮舫氏に対し、小川敏夫氏の苦戦が予想されるなど、舛添問題が必ずしも野党全候補に有利に働いていない現状が浮かび上がっている。

 都議会開会当初から舛添前知事に対して厳しい追及姿勢で臨み、有権者から一定の評価を得た野党。中でも民進現職の蓮舫氏は、抜群の知名度や公示前に都知事選出馬が検討されたことなどで関心が高まり、トップ当選する勢い。共産の山添拓氏は新人にも関わらず、支持基盤を手堅く固め、当選圏内に入る。

 これに対し与党は当初、前知事を擁立した責任を問われる逆風選挙が予想されたものの、都連の組織票を結集する自民現職の中川雅治氏は、蓮舫氏に次ぐ上位当選を果たす情勢。公明現職の竹谷とし子氏も組織票を堅実に固め、選挙を優位に進めている。

 一方、「国会の鬼検事」と自称し、政治の腐敗に厳しい姿勢を表明した民進現職の小川氏は、自民新人の元五輪選手の朝日健太郎氏と、おおさか維新から出馬した元長野県知事の田中康夫氏とともに、残る2議席を争う厳しい戦いを強いられている。