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【参院選 神奈川】主な候補者の政策比較(上)憲法改正 是非めぐり分かれる主張

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【参院選 神奈川】
主な候補者の政策比較(上)憲法改正 是非めぐり分かれる主張

 10日投開票の参院選の争点について、神奈川選挙区の主な立候補者に考えを聞いた。

 「憲法改正」については、自民、公明の与党、おおさか維新の候補者らが「改憲」を支持したのに対し、民進、共産、社民の野党候補者は安倍晋三政権での改憲や自民党の憲法改正草案に反対の立場を主張している。

 改憲支持派の意見では、公明新人の三浦信祐氏が「社会の構成が変わる中で新たに出てきた環境権や人権の面で『加憲』をすることが大切」と訴え、幸福新人の壱岐愛子氏も「9条を改正し、誇りある主権国家として国民の生命・安全・財産を守り抜くようにする」と力を込める。おおさか維新新人の丹羽大氏も「生活に直結すること、学校教育など今の生活にかかわるものは改正の余地があるのではないか」と持論を展開する。

 中には、「憲法改正はするべきだと思っているが、9条以外のことも議論しなければいけない」とする自民現職の三原じゅん子氏、「時代に合わせて変えていくべきだが、結局は国民投票で有効投票の半数以上の理解がなければいけないので急ぐ理由はない」とする無所属現職の中西健治氏など、慎重な議論を求める意見もあった。

 一方、共産新人の浅賀由香氏は「自民党の改憲草案はあり得ない。意に反して徴兵に応じざるを得ない仕組みを作りたくない。9条を守りたい」とし、民進現職の金子洋一氏も「自民党の憲法改正草案は9条の改正や緊急事態条項、財政均衡条項などわれわれの生活を脅かすもので、絶対に認めるわけにはいかない」と真っ向から否定する。社民新人の森英夫氏は「安倍政権の一存で変えてしまえば日本にどれだけの損害があるのか」と強調し、民進元職の真山勇一氏は「今の政府の強引なやり方を、自分がメディア出身という立場で国民に分かりやすく伝える必要がある」とする。

 日本のこころ新人の清水太一氏は党の公約である「日本人の手による自主憲法制定」という“第3の道”を示している。

                   ◇

 ◇選挙区立候補者 届け出順(1増・4-12)

浅賀 由香 36 党県常任委員 共 新 【生】

真山 勇一 72 元キャスター 民 元 【生】

片野 英司 45 政治団体役員 諸 新 

三浦 信祐 41 元防大准教授 公 新 【自】

三原じゅん子 51 元女優   自 現 

壱岐 愛子 30 元会社員   幸 新 

丹羽  大 39 元広告会社員 お 新 

金子 洋一 54 党県代表   民 現 【生】

森  英夫 44 看護師    社 新 【生】

清水 太一 34 清掃会社員  日 新 

中西 健治 52 元会社役員  無 現 【自】

佐藤 政則 48 元介護職員  無 新