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千葉キワニスクラブ公益賞に「コロボックルの森」

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千葉キワニスクラブ公益賞に「コロボックルの森」

 公益的活動を続け、特に子供への支援活動に力を入れる社会奉仕団体「千葉キワニスクラブ」(安井功人会長)は1日、第33回社会公益賞、第24回教育文化賞、第12回国際親善賞の贈呈式を千葉市中央区の京成ホテルミラマーレで行った。社会公益賞には、自然の中で遊ぶ喜びを親子に実感してもらおうと、未就学児向けの遊びの場を運営する団体「コロボックルの森」(同区)が選ばれた。

 教育文化賞は、地域の子供たちに、普段学校ではできない防災や農業体験のプログラムを提供している「結まあ~るの会」(同市花見川区、小池泰子代表)が受賞した。

 留学生を対象とした国際親善賞の最優秀賞は、秀明大観光ビジネス学部のグエン・ティ・キム・アンさん(22)=ベトナム、優秀賞は敬愛大国際学部の王堯玉さん(22)と、神田外語大外国語学部の陳平さん(25)=いずれも中国=がそれぞれ栄誉に輝いた。ベトナムと日本を比較し、震災を体験したにもかかわらず「あきらめない」という日本人が持つ強い精神力を指摘した論文が評価されたグエンさんは、「ベトナムで旅行会社をつくりたい。両国の懸け橋になれるよう今後も頑張りたい」と話した。

 社会公益賞を受賞した「コロボックルの森」は、毎週水曜日などに、千葉市中央区の千葉公園お花見広場で、未就学児の親子らに、自然の中で伸び伸びと遊んでもらう活動を行っている。

 泥遊びや落ち葉拾いなど、活動内容は季節によって変わる。豊田千春代表(40)は「自然の中で遊ぶことは子供にとって大切。刺激を受けながら子供同士の密なつながりができ、学校とは違う仲間を作れる。みんなでいれば悩みも共有できる」と語る。

 「親子で自然遊びをしたい」という母親が数人集まり始めたのがきっかけで、団体は平成24年春に創設された。地域のつながりも強まり、「自分の住む場所をよりよくしよう」と、主体的に活動するようになっているという。

 豊田代表は「子供に外遊びをさせたいと考えている母親は多い。受賞がきっかけとなり、より多くの方に遊びに来てほしい。子供だけでなく、さまざまな年代の交流の場にしたい」と、活動のさらなる発展に意欲的だ。