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ファナックが筑西に産業用ロボ第2拠点 県と土地売買契約

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ファナックが筑西に産業用ロボ第2拠点 県と土地売買契約

 産業用ロボットメーカーのファナック(本社・山梨県忍野村)は県庁で記者会見し、筑西市の「つくば明野北部(田宿地区)工業団地」の用地を取得すると発表、県企業局と土地売買契約を結んだ。取得する土地面積は約28・7ヘクタールで、購入金額は55億6800万円。本社に次ぐ産業用ロボットの第2の生産拠点にする方針だ。

 同社はCNC(数値制御装置)と産業用ロボットで世界トップシェアを占める企業。既に同市内に小型切削加工機「ロボドリル」を生産する2工場を稼働させている。稲葉善治社長は「本社から約2時間半で行き来でき、これから道路事情も良くなることが期待でき、非常に良い立地」と話す。

 同社は将来的に、取得した土地に世界的に需要の高い、産業用ロボットを最大で月約5千台生産できる設備を整える計画だ。これが実現した場合、約100人の雇用の創出が見込まれるという。

 橋本昌知事は「大企業が来てくれることで茨城のことを知ってもらうきっかけになる。立地環境を整備することで支援していきたい」と語った。筑西市の須藤茂市長は「市の人口が減少している中、雇用の場として期待でき非常に励みになる」と話した。

 県は5月から土地の造成を開始しており、平成30年3月までに終え、同社に引き渡す予定。