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岡山・備中の「食」を探訪 隔月情報誌「おんころりん」創刊 編集責任者は倉敷の青果業者

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岡山・備中の「食」を探訪 隔月情報誌「おんころりん」創刊 編集責任者は倉敷の青果業者

 県西部の「食」を探訪する情報誌「備中食べる通信 おんころりん」が、創刊された。編集責任者は倉敷市の玉島地区で青果業を営む浅原真弓さん(55)。生産者にもスポットを当てた構成で編集している。

 情報誌は平成26年設立された一般社団法人「日本食べる通信リーグ」(本部・岩手県花巻市)が統括し、現在までに全国で31団体が加盟。リーグ方式で団体ごとに運営し、特集した食品を読者に本とセットで送るのを特徴としている。

 浅原さんは昨年11月にリーグに加盟し、知人のライターやカメラマンら4人で編集作業に入った。卸売りで多くの農家と付き合いがあることから、生産者に注目。「作り手の熱い心意気をもっと知らしめたい。食される方も、それを知ることでまた違った味わいを得られるはず」と話す。

 創刊号では、六島など笠岡諸島(笠岡市)の漁師に密着。付録でセットにしたイイダコとヒジキについて、漁や出荷までの作業で果たす妻の役割、料理レシピをはじめ、郷土料理、諸島活性化に取り組む人物、独自の観光ツアーなども紹介した。

 A4版20ページで、1セット3580円。

 情報誌は隔月発行で、6月末に発行予定の次号は白桃を特集。今後は在日韓国人家庭の手作りキムチ、雑穀や醸造業などを取り上げる予定という。

 浅原さんは「(背景を)掘り起こす観点から取り上げたい」と意気込んでいる。問い合わせは浅原青果(電)086・526・2085。