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ニホニウム研究の森田・九大教授「新元素、基礎科学に夢」 福岡

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ニホニウム研究の森田・九大教授「新元素、基礎科学に夢」 福岡

 新元素「ニホニウム」の研究グループを率いた森田浩介・九州大教授(59)は10日、福岡市西区の九州大伊都キャンパスで記者会見し「周期表に載るという分かりやすい成果で、基礎科学でも夢を与えることができた」と喜びを語った。

 森田氏は新元素の合成実験を始めた平成15年ごろから、ニホニウムの元素番号113番にちなみ、寺社でのさい銭を113円にして、験かつぎを続けていたという。森田氏は「今は119円や120円にしている」と述べ、119番元素や120番元素の合成、発見に意欲を見せた。

 また、北九州市出身の森田氏は、九州大を「科学分野におけるアジアとの交流拠点」にしたいとの思いも披露した。学生に向けて「興味を持ったものがあれば、突き進んでほしい。好きなことを思いっきりやって」とメッセージを送った。