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黄色いバンダナは聴覚障害者のSOS 大津で防災講演会

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黄色いバンダナは聴覚障害者のSOS 大津で防災講演会

 災害時に聴覚障害者が置かれる状況を知ってもらおうと、手話の普及に取り組む「すずらん手話サークル」は大津市内の県危機管理センターで、防災講演会を開いた。

 サークルの代表で県障害福祉課の田渕千恵子さんが、東日本大震災時に被災地で行った手話通訳などの経験から「避難所にいると障害に気付いてもらえず、十分な支援を受けることのできない人がいた」と、災害時の聴覚障害者支援での課題を指摘。その経験から「耳が聞こえません」などとデザインされた黄色いバンダナを作ったことを紹介し「聴覚障害者だと周囲が気付き、支援が受けられるツールになれば」と話した。

 バンダナは大津市社会福祉協議会の補助を受け、50枚を作成。今後、市内外への普及も呼びかける予定という。

 講演会ではほかに、NPO法人「神戸の絆2005」の大濱義弘代表理事が、災害時に求められる避難行動などについて説明した。