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環境教育を自国にも 福山で出前授業、インドネシアの一行視察 広島

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環境教育を自国にも 福山で出前授業、インドネシアの一行視察 広島

 インドネシアで廃棄物リサイクルに携わっている公務員やボランティアの市民らが31日、福山市新市町の市立新市小学校で、リサイクルの仕組みなどを学ぶ出前授業を視察した。現地のごみ処理システムの効率化などをはかる支援事業の一環で、一行は日本の現状を学び、帰国して改善に生かすとしている。

 県や廃棄物リサイクルの「オガワエコノス」(府中市)などが、国際協力機構(JICA)の事業としてインドネシアのボゴール市で進めているごみ処理の改善プロジェクトの一環。処理システムの効率化や市民らの意識向上を目指すプロジェクトは2年間で、今年2月にスタートした。

 現地での指導や助言のほか、関係者を県内に招いての研修が予定されており、今回は市職員やリサイクルセンターを運営する住民ボランティアの代表ら通訳を含めて10人が来訪。30日から1週間の日程で、リサイクル施設などを訪れる。

 出前授業は、4年生の2クラス49人を対象に、オガワエコノスの堀千奈美さんが講師を務め、資源ごみの分別の必要性やリサイクルで生み出される製品などについて講義。一行は、同校が取り組んでいるプラスチックや古紙のリサイクル活動の説明を受けた後、小学生が環境問題についてどう学んでいるかを見学した。

 一行は「小学校の教育プログラムに、環境問題が入っていることが優れている。映像や実物を見せる授業スタイルを取り入れたい」と述べた。