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三段壁を「恋人の聖地」に認定 和歌山・白浜町で記念イベント

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三段壁を「恋人の聖地」に認定 和歌山・白浜町で記念イベント

 白浜町の観光名所、三段壁が「恋人の聖地」に認定され、6月12日に記念イベントが開催される。式典や銘板の除幕、コンサートなどを実施。「恋人の聖地」の認定は、県内では和歌山市の和歌山マリーナシティに次いで2例目で、町は「これを機に温泉街全体が恋愛成就の場として盛り上がれば」と期待している。

 三段壁は高さ50メートルの断崖が延長約2キロにわたって続く観光名所として知られる。一方で、年間10人前後が飛び降り自殺する“自殺の名所”でもある。昭和25年に若い男女が永遠の愛を誓い自殺した際、「白浜の海は今日も荒れている」と近くの岩肌に口紅で書き残し、その字を削った「口紅の碑」がある。

 町は「三段壁は2人が永遠の愛を貫いた場所」として、恋愛成就の場とアピールしようと企画。プロポーズにふさわしいロマンチックなスポットを「恋人の聖地」と認定しているNPO法人地域活性化支援センター(静岡市)に申請し、認められた。

 記念イベントは当日午後1時半から、展望台そばで記念式典を開催し、金色のプレートに黒色で「恋人の聖地」と書かれた銘板(縦28センチ、横48センチ)を除幕。バイオリンとチェロのコンサートが午後1時と2時半の2回あるほか、式典後、町内の銘菓1千個の菓子まきや駐車場で青空マーケット(午前10時半から)も開く。

 また、近くにある郵便ポストをピンクに塗り替え、背面と側面にはハートマークを入れ、先着200人にプレゼントするオリジナル絵はがきに、その場で大切な人への思いを記してポストに投函してもらう。問い合わせは同町民生課(電)0739・43・5702。