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大阪・吹田でヒメボタル発光数ピーク

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大阪・吹田でヒメボタル発光数ピーク

 大阪府吹田市指定の天然記念物・ヒメボタルの発光数が、同市高野台と山田西の境にある千里緑地第4区でピークを迎えている。5月末ごろまでが見頃という。

 山地や雑木林に生息するヒメボタルは体長7~11ミリ。1分間に60回以上の黄白色の光を放つ。雌は移動能力が低く急激な環境変化に弱いとされ、府の準絶滅危惧種に指定されている。

 千里緑地では毎年期間中に延べ3千~8千の発光が確認されており、平成23年4月、「ヒメボタル生息地(千里緑地第4区)とそのヒメボタル」が初の市指定天然記念物に指定された。

 平成10年から保護活動を続けてきた、地元住民らでつくる「吹田ヒメボタルの会」によると、今年は例年より1週間早い5月11日頃から発光数が増えはじめたといい、17日夜の調査では市立西山田小学校(山田西)などの周辺で480以上の発光を確認。同会の塩田敏治会長(81)は「地域の生物多様性の象徴。大切に守り、次代に伝えたい」と話している。